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つ な ぐ ば

「つなぐば」による新しい風景

2013.01.08 / 大東建託賃貸住宅コンペ 審査員特別賞受賞作品

「つなぐば」による新しい風景

   みる、みられる、つなぐ空間の提案

「つなぐば」が個々に別々の風景を作り、住人たちの顔になる

   それはまるで、今日に人々のつながりを強くしたソーシャルネットワークのように。

Concept

従来の賃貸住宅では、隣人とつながることが難しく、コミュニケーションがとりにくい環境でした。そこでつなぐきっかけを与える「つなぐば」を提案する。 

 

つなぐば

「つなぐば」は大きな玄関でありながら、自分を自由に表現できる場、アトリエ、ガーデニングなど趣味の場として使用したりする。また好きなもの、花や写真を飾りまるでギャラリーのように使用することができ、それらはその家の顔になる。そして「見る、見られる」の関係は賃貸環境という新しいコンセプトをつくる、ひとつの要素となる。

1F                     2F

■1F「つなぐば」は玄関とリビングとつなぐ空間。土間のスペースを広くとることにより「つなぐば」での活動を多様にする。ガラスに囲まれているため光が入り、その光りはリビングまで及ぶ。リビングから伸びるラックは趣味の道具や外の人に見せたいものなどが並び室内風景を作る。

■2F「つなぐば」屋根面はバルコニーとして使う。

夏場は植物シェイドで熱の負荷を軽減する。「つなぐば」のガラス面を開けることにより対流をうながし換気効率を高める。

冬場は「つなぐば」の温室空間により温められた空気が暖房効率を高める。

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